■ 2012年2月の小さく息切れ

2/29 23:15
「うんちく」という言葉を聞いたときに、いちいち頭の中で「うんちくん」に変換して、さらには巻きぐそに手足が生えたキャラクターらしきものまで一瞬想像してしまうのは、そろそろやめにしたい。

2/28 21:52
文章の句読点を「!」に変えるとうざったくなるという話、小説の題名の最後につけるだけでも同じだった。『金閣寺!』『明暗!』『春琴抄!』、全部台無し。『枕草子!』とかも一気に嘘くさくなる。

2/27 20:56
キャラクターも読んだときの音もかなり違うのに、妻が「亀仙人と魯山人って似てるよね」と言い出した。しばらく意味がわからなかったが、こうして漢字で書くとよくわかる。どうでもいいのに感心してしまう振れ幅がすごい。

2/26 19:57
元が落ち着いた文章ほど、句読点を「!」に読み替えると、急にうざったくなる。(例)『雪国』→「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった!夜の底が白くなった!信号所に汽車が止まった!」。味わいや風情が一気に吹き飛ぶ威力がすごい。

2/25 14:48
報告・連絡・相談の大切さをまとめて「ホウレンソウ」というけれど、それを聞いた妻が「じゃあ、ほうれん草の葉っぱに報告とか連絡を書けばいいんじゃないの」とあさっての方向に展開。

2/24 21:19
中2くらいまで「遺憾」という言葉を知らずにいた自分は、政治家などが「誠に遺憾です」と言ってるのを聞くと、「誠にイカンです!」と、少々ふざけた響きの言葉に受け取っていた。まじめな場面で堂々とあんまり反省してなさそうにしてるのがすごいなと思ってた。

2/23 21:39
布団に潜って眠る癖もあってか、今朝は自分のおならがくさくて目が覚める。時計を見ると、起きる予定の時刻を少し過ぎているではないか。目覚ましのかけ忘れをカバーするおなら目覚まし。おならが実生活の役に立った珍しい例。

2/22 19:30
ふざけてうんこの話をすることはよくあるけど、日常生活の中で「味噌も糞も一緒」という言い回しを見聞きすると、逆に「いや、それはないだろ」と、ふと冷静な気持ちになる。

2/21 21:48
「slash」という英単語は主に「切り裂く」というような意味で使われると思うけど、名詞として「放尿・おしっこ」という意味もあるらしい。「http://」も最後のところはおしっこおしっこ。知ってしまうとただの斜線もおしっこに見えてくる。

2/20 22:30
ネットで読んでいたインタビュー記事に「新しい分野に桃みたい」という一節が。ここまでIT系の話だったのに、なんで急に桃?意味わかんねえな、と一瞬思ったが、「挑みたい」の読み間違い。よくこの文脈から「桃みたい」って読み違えたなあと、自分のうつろさに感心。

2/19 20:56
2枚の十円玉を指でつまんで素早くこすると三十円あるように見えるのは有名だけど、レジ待ちをしながら百円玉と五円玉で同じことを試してみた。じっと見つめてると「ん?…ん?」となる感じに見えて新感覚の発見。ただ、まなざしが真剣だった分、周りの人からこいつはバカかと思われてた気がする。

2/18 23:12
ダイソーで「ザ・アップリケ」と書いてある商品を発見。英語に決まりに従えば「ジ・アップリケ」になるところだろうが、既存のルールに縛られず我が道を行くダイソー。

2/17 22:57
「なんだかわかんないけど今日はイライラする…」と言う妻に、私が変な替え歌を歌ったり、まとわりついたりしてうざくするのはどうだろうか。原因不明のモヤモヤは嫌だろうけど、はっきりした原因が出現して気が逸れるなら、僕は悪役を買って出る。

2/16 21:08
通りがかりで見かけた葬儀会社の看板にあった電話番号の下4桁が「0983」。「おくやみ」とふりがなが振ってある。大事な人が亡くなって電話するとき、「0983…おくやみか……ってダジャレかよ!」って、悲しみとダジャレとのバランス取りづらくないだろうか。

2/15 23:28
僕が誰かと向き合うとき、その人に対して心を許しているかどうかは、僕がうんこの話をし出すかどうかで自分でも区別がつく。

2/14 21:58
CanCam最新号の表紙に「服とメークで人生は変わる!」とでっかく書いてあるのを見て「俺の人生はそんなことで変わったりはしない…!」と、毅然とした気持ちになる。

2/13 21:45
電気製品など調子の悪い機械の様子を人に見せたり修理に出そうとしたりすると、そのときは普通に動くことがある。当事者としては一体何なんだと思わされるけど、心の底ではその機械の気持ちわかる。

2/12 20:36
ガラス張りのピカピカビルに気づかず鳥がぶつかって死ぬという話を聞いたことがある。鳥がかわいそうというのもあるけど、「とても他人事とは思えないな…」とも思う。

2/11 16:26
もうすぐ公開される映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の題名を聞いた妻が、「あなたが映画化されたのかと思った」と言い出した。

2/10 20:28
Googleで「プランタン便座」って検索かけたら「もしかして: プランタン銀座」って出てきたけど、もしかしねえよ、意図的なんだよ。親父の放ったダジャレなんだよ。

2/9 23:02
「できたてほやほや」という言葉を聞く度に、「できたてはともかく、ほやほやって何なんだよ」と厳しく当たったあとに、「なんだかわかんないけど、かわいいから許す」と思う。

2/8 21:22
今日乗った電車の中で、女子高生が「カントリーマアムの『ア』がなんかむかつく」と吐き捨てるように言っていた。思春期の心が抱くナイフにさらされるしっとりタイプのクッキー。…でもそれ、なんとなくわからないでもないわ。

2/7 21:36
以前録画してあった岡本太郎の番組を見る。「芸術は爆発だ!」という有名な言葉を紹介する場面で、妻が「じゃあ爆発は芸術なのかな」とつぶやいてた。

2/6 21:23
板東英二は野球選手としても偉大だったのだと思うが、それよりも「ゆでたまごが好きすぎるって、こんなに面白いんだ」ということを世に知らしめた功績の方が大きい気がする。

2/5 19:12
昨晩は海沿いの道の脇にあるホテルに宿泊。外からバイクがエンジン音をブンブン言わせて走っていくのが聞こえるのだが、リズムに妙になじみがあるなと思ってよく聞くとミッキーマウスマーチ。うるささとかわいさがせめぎ合ってどう評価していいかわからなくなる。

2/4 20:56
駅のホームで屁をこきたくなったが、電車が入ってくるまで我慢して放つ。強風に流されて、屁をこいてもなかったことになるからだ。社会におけるおならマナー。春一番が待ち遠しいのにはそういう意味もあると思う。

2/3 21:15
若い女子同僚が「最近シニア番組の見過ぎで寝不足です…」と言ったのを聞いて驚く。さてはドラマチックな人生が青汁の宣伝に繋がってくやつか、でも寝不足ってすごすぎないか?と思ってよく聞いたら、シニアじゃなくて深夜番組。文脈でわかりそうな聞き間違いなのに、勝手に青汁に展開してる自分。

2/2 22:01
ドクロと骨が描かれた海賊旗は普通に見ると恐ろしい雰囲気だが、X状の骨部分をドクロのボディに見立て、手足を広げながら「ワーイワーイ」と飛び跳ねてるところだと解釈すると、ちょっとかわいく感じてくる。

2/1 21:12
ゲロもちょっとはじけた自己顕示欲の一種だと思うと、駅のホームで彼に出会っても、あたたかい目で見ることはやっぱりできない。


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